先日、桐を使い始めた後輩と話す機会があった。別の視点で桐を見ているのが面白かったので、ちょっとご紹介。
彼女はエクセルは手作業、関数、マクロがひととおりできるスキルで、Access,桐は初心者。
Access,桐をやってみた感想。
1.エクセルとAccessは同じマイクロソフトのアプリだが、対象となるユーザーが異なるのではないか。
エクセルは一般ユーザーが対象、Accessはシステム屋が一般ユーザーにフォームなどを使ったアプリを提供するのを目的に開発されたのではないかという感じを受ける。そのため、Accessは一般ユーザーからは敷居が高い印象を受ける。手作業でデータをハンドリングしようとすると桐より使いにくい。
2.桐は癖があるが、データハンドリングについては手作業でも使いやすい。メニューも手作業で十分利用しやすい項目がそろっている。変な話だが、桐はエクセルのようにデータベースを扱えるソフト。
3.桐は安定性がある。70万行のデータを扱ってもクラッシュすることがない。(時間は多少かかるが)
安定感があるので、安心して使用できる。
4.マクロが日本語で逆にわかりずらい。VBAと同じ予約語でも動くものもあるが半端。いっそ英語にしてしまった方が、VBA経験者にはわかりやすい。
なるほど、、いままで エクセルとAccessのメニューの違いなど、そんなもんと思って違和感がなかったがそう言われてみればそうかもしれない。エクセルのようにデータベースを扱えるソフトって、確かにそうだ。
大変参考になりました。
追伸
Accessのバッチも順調に動くようになりました。特にコードは変えていないのだが。時々プロセスが切れないのか、2重で動かせないとのコメントで止まるときがあるが、バッチが動くまえに、プロセスを強制的に切れば問題ないのかな。
2023年11月05日
後輩の感じ方
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2023年04月01日
まとめ
ばたばたしているうちに半年過ぎてしまいました。Accessバッチは時々へそを曲げるけど、結構安定してきました。あまり触らないと安定するようです。3か月に1度くらい エクセルへの出力の際 項目が多すぎる などのエラーで止まりますが、書き方が悪いのか、バグなのかよく分かりません。それも、その都度オリジナルのファイルをコピーし、それにデータを加工し出力するようにしたので、もう悩まされることはないでしょう。
まとめとして、いままで仕事に使ってきたソフトの特徴と用途を、これから始めようとする人のために簡単にご紹介します。
1.桐10s
データを手作業でまとめる時にはとても便利。仕様上は32GBのデータまで扱えるので、通常の用途では十分な能力です。また、マクロのバッチ作業でも安定して動きます。
フォームの部品などを変更するような複雑なものになると、一括処理やイベントが桐固有の方言っぽくなるので、アプリとしては簡単なものにとどめておいた方が無難でしょう。複雑なものだったら、学習時間を含めるとDelphiの方が早い気がします。
2.MS Office エクセル (VBA)
普及しているソフトなので、関係者とのデータの共有には必須です。桐で作成したデータをエクセルに出力、ユーザーは エクセルのワークブックでマクロを使う、というパターンが多いですね。
また、普及しているソフトなので、エクセルVBAをプログラムの入門用に使うのも良いかと思っています。
3.Delphi
優れたコンパイラーで、安定した実行可能ファイル (exe)が作れます。多くの人にスタンドアロンのソフトを配布する場合はこれ。今はパソコンのデータ処理も早いので、データベースエンジンと組み合わせなくても実用的なデータ処理速度が出ています。供給元の Enbacaderoのホームページには、無償版のDelphi Community Editionが用意されているので、興味のあるかたは使って見てはいかがでしょうか。
ベースの言語は PASCALです。
4.MS Access (VBA)
ver.2019を使いましたが、大きなデータの処理より、コンパクトなアプリを作る用途に適していると思います。扱えるデータが2GBまでなので注意が必要です。VBAはエクセルとはずいぶん違うので、ちょっと敷居が高いかもしれません。とりいそぎバッチのデータ処理を作っただけなので、正直あまり詳しくありません。
最近はちょっと時間もできたので、推しソフトである桐の普及にも力を入れていきたいと計画しております。最近はサブスクもあるようですが、安いソフトではないので、導入に二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。どんなソフトか、どんなことができるのか、不明な場合はお気軽にお問合せください。インターフェースなども、ZOOMでご紹介できると思います。
まとめとして、いままで仕事に使ってきたソフトの特徴と用途を、これから始めようとする人のために簡単にご紹介します。
1.桐10s
データを手作業でまとめる時にはとても便利。仕様上は32GBのデータまで扱えるので、通常の用途では十分な能力です。また、マクロのバッチ作業でも安定して動きます。
フォームの部品などを変更するような複雑なものになると、一括処理やイベントが桐固有の方言っぽくなるので、アプリとしては簡単なものにとどめておいた方が無難でしょう。複雑なものだったら、学習時間を含めるとDelphiの方が早い気がします。
2.MS Office エクセル (VBA)
普及しているソフトなので、関係者とのデータの共有には必須です。桐で作成したデータをエクセルに出力、ユーザーは エクセルのワークブックでマクロを使う、というパターンが多いですね。
また、普及しているソフトなので、エクセルVBAをプログラムの入門用に使うのも良いかと思っています。
3.Delphi
優れたコンパイラーで、安定した実行可能ファイル (exe)が作れます。多くの人にスタンドアロンのソフトを配布する場合はこれ。今はパソコンのデータ処理も早いので、データベースエンジンと組み合わせなくても実用的なデータ処理速度が出ています。供給元の Enbacaderoのホームページには、無償版のDelphi Community Editionが用意されているので、興味のあるかたは使って見てはいかがでしょうか。
ベースの言語は PASCALです。
4.MS Access (VBA)
ver.2019を使いましたが、大きなデータの処理より、コンパクトなアプリを作る用途に適していると思います。扱えるデータが2GBまでなので注意が必要です。VBAはエクセルとはずいぶん違うので、ちょっと敷居が高いかもしれません。とりいそぎバッチのデータ処理を作っただけなので、正直あまり詳しくありません。
最近はちょっと時間もできたので、推しソフトである桐の普及にも力を入れていきたいと計画しております。最近はサブスクもあるようですが、安いソフトではないので、導入に二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。どんなソフトか、どんなことができるのか、不明な場合はお気軽にお問合せください。インターフェースなども、ZOOMでご紹介できると思います。
posted by pdb at 14:34| Comment(0)
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2022年05月28日
だいたい分かった
ほぼ桐の一括処理をAccessに置き換えることができました。 1つ気が付いたことは、コーディングの行数はAccessの方が少ない。これはSQLを使っているから。
select, where,order by, group byなど、1行に書けるので、これだけでも単純に1/4になる。
といっても、頭のクロック落ちているから、1行づつ処理した方が分かりやすいかな。(笑)
ひととおりやったまとめ。(結局フォームは使いませんでした。基幹のデータをタスクスケジューラのバッチで主にExcellとpdfのファイルを作るプログラムを作成。& 後輩にプログラムを引き継ぐ。
1.Access 2019
* 不安定 何回かVBAを実行させると止まることがある。一度accessを閉じて再起動すれば回復するので大きな問題ではないが、ちょっとびっくりする。
* 帳票(レポート)が作りにくく、きれいにできない。(特に罫線) いろいろやってみたがぴったりと合ってくれない。
* ExcellのVBAの経験があまり役にたたない。SQLやレコードセットの扱いは別の知識として習得が必要。
* Excellとの親和性が高い。ただしちょっと癖がある。EXPORTは一度シートを削除しないとちゃんと書いてくれないことがある。またセルに背景色がつくときがあるなど。
EXAPP.WORKBOOKS.OPEN で直接開けるのは便利。
* データは別のAccessに置いておいてリンクさせた方が安全で便利。結構大きなファイルが多いので、1つのDBにまとめるとファイルサイズが大きくなる。
2.桐10s
*個人的には使いやすいのだけど、MOS経験者だと、マクロが日本語、というのがなじめないようだ。
一括処理を VBA風にしたら桐導入の敷居が下がるかもしれません。
*マクロを使わずデータを手作業で扱うのであれば Accessより桐の方が使いやすい。
*タスクによる日々のバッチ処理は安定して動きます。
先日桐の勉強会を開催し、概要説明に使ったのですが、桐9のマニュアルがそのまま使えるというのは
操作の習熟という点では優れている。(バージョンごとに操作が変わると効率ダウンですね)
以前使った桐の講習会用PPがでてきました。ver.9ですが、記載された内容は基本の部分なので、10sでも参考になるかと思います。
kirimanu.ppt
select, where,order by, group byなど、1行に書けるので、これだけでも単純に1/4になる。
といっても、頭のクロック落ちているから、1行づつ処理した方が分かりやすいかな。(笑)
ひととおりやったまとめ。(結局フォームは使いませんでした。基幹のデータをタスクスケジューラのバッチで主にExcellとpdfのファイルを作るプログラムを作成。& 後輩にプログラムを引き継ぐ。
1.Access 2019
* 不安定 何回かVBAを実行させると止まることがある。一度accessを閉じて再起動すれば回復するので大きな問題ではないが、ちょっとびっくりする。
* 帳票(レポート)が作りにくく、きれいにできない。(特に罫線) いろいろやってみたがぴったりと合ってくれない。
* ExcellのVBAの経験があまり役にたたない。SQLやレコードセットの扱いは別の知識として習得が必要。
* Excellとの親和性が高い。ただしちょっと癖がある。EXPORTは一度シートを削除しないとちゃんと書いてくれないことがある。またセルに背景色がつくときがあるなど。
EXAPP.WORKBOOKS.OPEN で直接開けるのは便利。
* データは別のAccessに置いておいてリンクさせた方が安全で便利。結構大きなファイルが多いので、1つのDBにまとめるとファイルサイズが大きくなる。
2.桐10s
*個人的には使いやすいのだけど、MOS経験者だと、マクロが日本語、というのがなじめないようだ。
一括処理を VBA風にしたら桐導入の敷居が下がるかもしれません。
*マクロを使わずデータを手作業で扱うのであれば Accessより桐の方が使いやすい。
*タスクによる日々のバッチ処理は安定して動きます。
先日桐の勉強会を開催し、概要説明に使ったのですが、桐9のマニュアルがそのまま使えるというのは
操作の習熟という点では優れている。(バージョンごとに操作が変わると効率ダウンですね)
以前使った桐の講習会用PPがでてきました。ver.9ですが、記載された内容は基本の部分なので、10sでも参考になるかと思います。
kirimanu.ppt
posted by pdb at 23:22| Comment(0)
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